2017年10月23日月曜日

国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-


先週の水曜日、貴重な晴天を利用して 新美術館の安藤忠雄展

安藤忠雄氏のことは、今更説明するまでもないでしょう。
会場で圧倒するのは、その作品の多さ。それでも、この展覧会で
紹介しきれていない作品もあるな、とファンの一人なら気付きます。
(‥例えば、環八沿いガラス張りのアウディーのショールームとか。)

京都のタイムズ、青山のコレッツィオーネ、大阪のガレリアアッカ
回遊性がある作品が、私は特にお気に入りです。

ところで 国立新美術館開館10周年記念ということで
確か開館時には記念で、この新美術館の設計者である黒川紀章氏の
作品展があったと思い出しました。やはり、その作品群の多さには
圧倒されたのですが、展示の最後に黒川氏が坂本龍馬の真似をした
誇らしげな大写真があって 思わず苦笑してしまいました。
ユーモアは、ご本人のサービス精神だったのでしょうか。

この安藤さんの展示でも、幾つかの作品は、建主や関係者へ宛てた
写真をコラージュした、ユーモア溢れるパネルが添えてありました。
安藤さんご自身が作って、プレゼントされたものでしょうか。
ご本人の遊び心や気遣いも、人を惹きつけてきたのかもしれないな。

展覧のあとは新美術館の屋外のテラスにて
広島から来られたという 元気な三人のおばさま達との ひととき。
同じく新美術館で開催されていた 二科展を見に来られたとのこと。
CSファイナルステージ カープが勝ち抜けるといいですね。