2014年5月15日木曜日

500のもの申す。


気がつきませんでした。
前回コメントが、このBlogでの祝(?)500回目のものでした。
ものづくりをする者の端切れとして、その過程や思考を発信して
いくことは必要なことだな、と思う反面、建築家という職能には
クライアントの方々の守秘義務、ということも絡んできます。
そこは、たとえば お医者さんや弁護士さんのお仕事と同様です。

かりに
クライアントから承諾を得られても(‥得られると考えられても)
コメントを控えている、ということも多々あります。
読者の方々が、不快に思われたのではいけませんのでね。
逆に、興味を持ってもらえそうな内容なら、批判や愚痴でさえ
一興となることもあるでしょう。これもまた、センス。

W杯代表メンバーの選考から外れ、予備登録のメンバーとなった
中村憲剛選手のコメントは、このセンスに、じつに富んています。
本音を率直に吐露していますが、なにか救われますね。

同じアスリートのナカムラでも、中村ノリ選手のFBの発言
こっちは いただけません。
モチベーションがない と言われれば、応援するモチベーション
もなくなります。

ものづくりをする者と同様に パフォーマンスするアスリートも
発信する側として、こういったセンスも必要でしょう。