2012年9月24日月曜日

神のやどる土地 帰るべく場所としての土地




都内新宿区の集合住宅 O-Project 新築計画
いよいよスタート。身の引き締るところ、に もってきて
地鎮祭 の日に また雨である。
SOCIUS の新築工事での地鎮祭。降水確率は相当のものだ。
ただ。雨降って地固まる。というベタな祝辞の通り、吉兆。
土地の神様(おられるのか、否や?)からの シャンパン
ファイト と 考えよう。

午後は その足で打合せ。
雨の柴又。ご存知、男はつらいよ・フーテンの寅さんの町だ。
かねがね、思っていたことろである。
日本人の(とりわけ男性の)幸せの理想型が、この 寅さん
ではないだろうか…、と。
旅から旅へ、勝手気ままに暮らしても、帰ってこれる場所と
待ってる家族がいる。お金や地位より、ありがたいじゃない。


これほどまでに
日本人の生活や文化は 土地との関わりに 根付いている。

東電福島第一原発の事故により避難している、ある自治体が
「今後5年帰還せず」の決定をくだしたという。
「帰還困難区域」という地名は、あまりに悲しく切ないな。